肉食を禁忌としていた時代より、鹿を神前に奉納し食す『ジビエ文化』が存在していた諏訪地方に伝わる、鹿食免/かじきめん(☆1)という神符について、書き綴らせていただきます。 女将と船頭:ここから 船頭:現代では、牛・豚・馬・鶏は食肉として受け入れられていますが、古来の日本では、肉食を禁忌とする時代が長く続いていたそうです。 女将:そうだったんだね。 船頭:で諏訪地方では、肉食が禁忌とされていた時代より、鹿肉をはじめとした天然のお肉(今で言うところのジビエ)を食す文化がありました。 女将:うんうん。 船頭:また、大切な栄養素としての食肉の確保、そして、農作物を守るための害獣駆除を目的とした狩猟文化が、その背景にあったことも事実です。 女将:そんな歴史的な背景があったんだね。 船頭:でも、古来の人々にとっては、害獣といえども狩猟で獣たちを殺生することへの罪悪感や不安は、現代人の想像以上に大きかったようです。 女将:自分たちが生きてゆくためとは言っても、獣たちを殺生することへの後ろめたさが強かったんだね。 船頭:そんな古来の人々の罪悪感や不安への免罪符として、諏訪大社(☆2)では、『鹿食免/かじきめん(☆1)』という神符を授与していました。 女将:そうなんだね。 船頭:そして、『鹿食免/かじきめん(☆1)』を授かった者は、鹿肉を食すことを許されるという諏訪信仰(☆3)として、現代にも受け継がれています。 女将:なるほどね!Sakura-Juでも、諏訪大社(☆2)さんへ参詣させていただいた折に、鹿食免/かじきめん(☆1)を授与していただいたよね。 船頭:はい。Sakura-Ju本店に、鹿角の置物と一緒にお祀りさせていただいています。 女将:諏訪大社(☆2)と諏訪信仰(☆3)という歴史的な背景や文化がある、諏訪地方の鹿肉を取り扱わせていただいてる奇跡のようなご縁に、改めて感謝する想いだね。 船頭:そして、奇跡のようなご縁は、それだけじゃないんです。 女将:えっ、そうなの?どんな奇跡なのか、教えてくださらない? 船頭:それは、次回の小咄ブログ『諏訪大社に奉納される鹿肉、実は・・・・(☆4)』で、お話させていただきますね。 女将:次回の小咄ブログが、待ち遠しいさ。 船頭:『諏訪大社に奉納される鹿肉、実は・・・・(☆4)』では、映画・鹿の國(☆5)についても触れさせていただく予定なので、楽しみになさってくださいね。 女将:うんうん。とっても楽しみにしてるよ♬ 女将と船頭:ここまで 鹿食免/かじきめん(☆1):https://otokonokakurega.com/learn/trip/14201/ ⇒『男の隠れ家』様のページにリンクします 諏訪大社(☆2):https://suwataisha.or.jp/ 諏訪信仰(☆3):https://suwataisha.or.jp/about/suwashinko/ 諏訪大社に奉納される鹿肉、実は・・・・(☆4):工事中 鹿の國(☆5):https://shikanokuni.vfo.co.jp/ (鹿食免/かじきめん・・・映画・鹿の國より)