鹿肉初体験は最悪・・・・なのに、鹿肉に魅了されたワケ!(2021.07.06の記事) 女将と船頭:ここから 女将:最近 ジビエ って言葉をよく耳にするんだけど、どんな食材のことなの? 船頭:ジビエ というのは、鹿・猪(イノシシ)・野ウサギ・山鳩・真鴨・カルガモ・キジetc...狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉全般のことなんですよ。 女将:ジビエって聞き慣れない言葉だけど、日本語じゃないよね? 船頭:そう。フランス語の gibier が語源なんです。 女将:フランスで、ジビエ は一般的な食材なの? 船頭:フランス始めヨーロッパでは、自分の領土で狩りをできる上流階級の貴族の口にしか入らない貴重な食材だったそうです。 女将:そうなんだ・・・・じゃぁ、日本で ジビエ を料理して食べるようになったのは、最近のことなんだね? 船頭:元来、日本は肉食を忌み嫌う文化があったと聞いています。 女将:日本書紀※1 にも、肉食を禁じる一節があったよね。 船頭:はい。でも実は・・・・・・古来からの日本でも肉食の文化はあったらしくて、長野県・諏訪大社では、鹿食免 というお札発行していて、鹿食免 を持つ人たちだけは、鹿や猪の肉を食べても罰せられなかったそうです。 女将:へぇー、そんな歴史があったんだ。肉食の免罪符みたいなものだね。 船頭:そうなんです。信州地方では、昔から鹿や猪の獣害から農地や農作物を守るために、鹿や猪を捕獲する必要があったそうです。 女将:なるほど。 船頭:獣害で捕獲するとは言えども、鹿や猪も神から授かった大切な生命なので、廃棄処分してしまうのは忍びないということで、鹿食免 を発行して肉食を許容するようになった背景があったようです。 女将:そういえば、Sakura-Ju 本店に、鹿の角と一緒にお祀りしてますね。 船頭:はい!鹿肉を取り扱わせていただくにあたって、長野県・諏訪大社に参詣して、鹿食免 を授かってきたよ。 女将と船頭:ここまで 船頭クッキング ~鹿肉フライ(もも肉)編~(2021.07.08の記事に続く) ※1日本書記:武4年次(675年)に記された「牛・馬・犬・猿・鶏の宍(しし、肉)を食らうこと莫。若し犯すこと有らば罪せむ」 鹿肉の料理方法やレシピについては、上記 問い合わせフォーム、もしくは、画面右下のチャットより、お気軽にお問い合わせくださいね 鹿肉なら桜問屋(Produced by Sakura-Ju) Sakura-Ju公式ECサイト:https://sakura-ju.co.jp/collections/jibie Amazon桜問屋:https://www.amazon.co.jp/dp/B09KR99WXW?ref=myi_title_dp