女将と船頭:ここから 女将:本日朔日は、奉献酒を納めさせていただく日ですね。 船頭:はい。氏神の 長野神社 さんのお膝元で、Sakura-Ju 本店・桜問屋 本店 揃って商売させていただいてることへの感謝を込めて、毎月朔日には日本酒を奉献させていただいています。 女将:地元の氏神神社さんのお膝元で商売させていただけるなんて、とても有難いことだよね。 船頭:今は亡き、祖母に感謝です。 女将:ホント、感謝だね。元々は、船頭さんのお祖母様が、商売をされてたんでしたよね? 船頭:はい。40年近く『しずよ』という屋号で、小料理屋を営んでました。 女将:お祖母様へのリスペクトを込めて、当時の電飾看板を飾ってるんだね。 船頭:はい。晩年は、体調を崩して入院することが多くなり、10年近く仕舞屋(しもたや)だったんです。 女将:小料理屋をされてただけのことはあって、各部屋ごと別々に玄関が設えてあったりして、随所に、当時の由緒と名残を感じるよね。 船頭:僕が小さい頃は、女中さんや仲居さんもいらして、とても賑やかだったんですよ。 女将:お祖母様の美味しい料理と旨いお酒で、みなさんご陽気に楽しまれたことでしょうね🍶 船頭:今でも、「しずよ には、よく飲みに来た」「しずよの女将さん、どうしてる?」と、懐かしそうに話しかけてくださる方がいらっしゃったりするんですよ。 女将:世代・時代を超えて、私たち Sakura-Ju が商売させていただいてることへの感謝と、不思議なご縁の繋がりを実感するよね。 船頭:はい。小料理屋として多くの方が集い楽しまれた場所だった由緒が残っているのか、お越しくださったみなさん口を揃えて、「居心地いいから、ついつい長居しちゃうね」なんて、嬉しいことを仰ってくださいます。 女将:Sakura-Ju 本店と 桜問屋 本店、それぞれの特色を活かして、『私たちと関わる全てのみなさまが笑顔で豊かになる』という Sakura-Ju の理念を実践してゆく拠点として、多くのみなさまに訪れていただきたいですね。 船頭:はい。小料理屋・しずよの女将から、Sakura-Ju 女将に引き継がれたお店の歴史とバトン、今後、どんな風に育まれてゆくのか、楽しみです♬ 女将:ありがとうございます。 女将と船頭:ここまで 《桜問屋金土市について》 🌸 桜問屋金土市 は、Sakura-Ju のアンテナショップとしてスタートしました。現在は、産地直送の鹿肉を中心に、公式インターネットショップにて販売中の商品を取り扱っております。 また、様々なイベントを通じて、安心して集える場所としてもご好評いただいております。 オープン日時:毎週金曜日 10:00~17:00 所在地:桜問屋本店(大阪府河内長野市長野町9-3-1F 長野神社お膝元) お問い合わせ:☎ 0721-69-6318 ✉ info@sakura-ju.co.jp (QRコードを読み込んでいただくと、問い合わせ窓口にリンクします)